Kindle Paperwhiteでなく、Paperwhite 3Gを買った方がいい理由
Kindle Paperwhite 3Gを買った方がいいと思う理由
電子書籍を読む事が出来るデバイスとして、iPhone4、iPad2を持っているが、メインで使っている電子書籍リーダーはKindle Paperwhite 3Gだ。
Kindle Fireは持っていないので、カラーの電子書籍は今回のトピックには含まれないのでご了承願いたい。(たぶん、写真集などフルカラーの電子書籍を読む時は、iPad2で読む事になると思うが、これまで特に必要性を感じたことはなかった。)
Kindle購入の理由
Kindle Paperwhiteを購入した理由は、ガッツリ読書したいから。この一言に尽きる。
これまでは図書館で借りた本を読んでいた。たくさんの本を読むにはお金がかかる。どうしても手に入らない専門書や、急ぎ必要な本に限り購入するという手段を取っていた。
しかし、電子書籍なら価格も安いし、すぐ手に入る。苦手意識もない。むしろ、少しでも安く読める方を優先したい。
但し、一つ懸案事項があった。それは、電子書籍を読む事で視力が落ちないか、ということだ。
魅力1:目に優しいE-ink
仕事で使うパソコンがWindowsからMacに変わって以降、急激に視力が落ち始めた。光沢のある彩度の高い画面を長時間見続けたことが悪かった。元々持っていたiPhone4やiPad2での長時間の読書には、抵抗が出来てしまった。
Kindle Paperwhiteの魅力の一つに、E-inkというのがある。光沢のない、目に優しい画面だ。ページ送りの際、一瞬「白黒反転する」という点が最初は気になったが、慣れたらどうということはなくなった。 ((コミックの場合は毎ページ反転するが、小説の場合5ページに一度程度ではある。))
月明かりでも、直射日光の下でも反射せずに読める優しい明かりで読むことができる。
SonyもReaderを発売していたし、楽天もkoboを発売していたが、イマイチ魅力を感じなかった。
Amazonのコンテンツに魅力を感じていたこと、値段の安さ、更にはアメリカでのKindleの成功も頭にあり、Kindle Paperwhiteを選んだ。
と、ここまでの内容だったらKindle Paperwhiteでも3Gでも同じだ。だが、3Gをオススメする理由はやはり回線料が無料だということ。
魅力2:3G回線が無料
いつでもどこでも読書が出来るのが「売り」であるKindleだが、回線が繋がっていないと作品の検索や購入ができない。それではせっかくの携帯性の意味がないのではないか。
我が家にはWi-Fi環境があるが、Pocket WiFiなどは持っていない。出先で急に何か欲しくなったり、書籍の検索をしたくなった時には手立てがないのだ。
だが、Kindle Paperwhite 3Gなら、その場で調べて購入までの手順を踏むことができる。もちろん、スマートフォンでも出来るのだが、やはりKindleで買ってKindleに転送してそのまま読む、というのが最短ルートであることは確実だ。
ただし問題点もある。
コミックを購入する際はWi-Fi環境でないとDL出来ない場合がほとんどだ。それを期待して購入するとガッカリするかもしれない。(小説などは3G回線でも問題無く購入出来ている。)
なぜ3G回線が必要か?
3G回線がなくても困らないと言われる。そういう人は通常のPaperwhiteでも良い。興味も必要も感じないのであれば問題ない。
ただ、これまで3Gを利用してこんな恩恵にあやかった事だけお知らせしておく。
- 書店で電子書籍の価格を調べることができた
- 電子書籍の本文中に貼られているリンクに気軽にアクセスできた
- ソーシャル機能をどこでも使える
1.電子書籍の価格はスマートフォンでも調べることが出来るが、Kindle Paperwhite 3Gで調べたら、そのまま「ほしい物リスト」に突っ込むことも、購入することも出来る。(ただし、文字入力は多少時間がかかる)
2.電子書籍の特徴の一つに、本文中にWebページへのリンクがある場合がある。読んでいる時にすぐアクセス出来ないと、後からWi-Fiに接続して見直すのは面倒だ。
例えば、イケダハヤトの「ブログエイジ」はブログ記事を本にしているため(書き下ろしページも多いが)、Webページへのリンクが多い。読んでいる場所を問わず、すぐにアクセスして確認出来たので取りこぼしがなかった。(3G回線なので、アクセスは遅いし、ページはモノクロだけどね)
3.あまり使っていないが、ソーシャル機能をどこでも使えるのも利点。ハイライトした箇所を引用してつぶやく、Facebookに投稿する、なんて便利な機能を、3G回線がないばかりに使えないのは不便だ。
スマートフォンでアプリを立ち上げ、引用文・書籍名・著者名を打ち込み、「ツイート」ボタンを押すというのは面倒だが、3G機能があれば、数タップでツイート・投稿出来るようになっている。
追記:Kindle Paperwhite 3Gから投稿したツイート。
京極節、炸裂? http://t.co/CgU7U6Snyp 「言葉は普く呪文。文字が記された紙は呪符。凡ての本は、移ろい行く過去を封じ込めた、呪物でございます」
— webooker (@webooker_log) 2014, 1月 7
結論:Kindle Paperwhite 3Gがオススメ!
そんな訳で、Kindle PaperwhiteとKindle Paperwhite 3Gで迷っている方には、3Gの方を強くオススメしたい。値段は高くなってしまうが、毎月Pocket WiFiやイー・モバイルにかける値段を考えたら、すぐに回収出来る金額だと思う。