ブログを毎日更新するコツ-「ブログ脳」と、記事のやりくりがミソ?
こちらの記事を見ていて、本当にそうだなぁと思ったので、Webookerでも記事を書いてみる事にしました。
ブログの悩みの半分くらいは「とにかく書く」で解決できる | delaymania
毎日更新することを自分に課す
中途半端にやって成果が上がらないのは当たり前のこと。一度ちゃんと真剣に取り組んで見ようと思いました。幸か不幸か、ちょうど前職を退職して失業給付期間だったため、求職活動があるとはいえ、働いている時より時間は膨大にありました。そこで、とにかく毎日1記事は最低でも更新する事を自分に課しました。
最初は辛かったです。何書こう、ネタが無いよ、誰も見てないのに、続けてもいいことないよなどなど、悶々としてしまってタイピングが進まない事もしばしばありました。
ところが、おそらくこの記事を書いた頃から、ちょっとずつ心境に変化が起こりました。
「楽してネタを集めたい!」記事に使える精度の高いネタの集め方 | Webooker
- 記事の更新に慣れた
- 記事の蓄積ができたことにより、そこから派生するネタが増えた
- 検索にヒットするようになり、アクセスが少しずつ増えている
というような事が原因で、脳が「ブログ脳」になっていき、更新がとても楽に。毎日更新とはいえ、記事は書き溜めが出来るので調整がききます。例えば旅行する際は、あらかじめ日数分の記事を書きためて予約更新しています。そんな大量に記事を書かなくてはいけない時にも、以前よりネタが浮かびやすくなりました。
「ブログ脳」になったことで、心のアンテナの感度が上がった感じです。いろんな事に記事更新のヒントが見つけられるようになりました。今では、一日に何本も記事をストックする日もあります。
毎日更新のコツ
コツという程大層なものではありませんが、Webookerで実践している方法をご紹介します。
- 思いついたネタをストックしておく
- すぐ書けそうなネタからどんどん記事に起こしていく
- 配信タイミングは、時事ネタを配置し、外堀を埋めていく式
- 時事性の無いネタは、どんどん貯めておく
- アクセス解析を見てモチベーションアップ!
詳しくみてみましょう。
思いついたネタをストックしておく
「お!これいいネタかも!」と思ってすぐ記事に起こせたらいいのですが、なかなかそうも行きません。そこで私は、PCの前に居る時にはWordPressの下書きにタイトルと概要だけ書き、外出中などには、iPhoneの「メモ」に記録しています。
WordPressの下書きに保存
これは別にEvernoteでもDropboxでも良いのですが、私の場合はWPにストックする癖がついたので継続しています。というのも、色々な所に分散して記録するより、一箇所でまとめた方が後で楽だからです。下書きを眺めながら、「これはすぐ記事に起こせそう」とか、「これは時間がかかりそうだから時間のある時に書こう」などの簡単な計画を立てます。
「メモ」に保存
iOSの「メモ」は、全てのiOSデバイスで同期可能なので、重宝しています。例えばiPhoneで記録したメモも、家に帰ってMacBook Airを開いて確認することが可能です。つまり、ブログ記事を書くという行為をMacBook Air1つで完結出来るのです。何か別のデバイスにメモしたものを参照しながら記事を書くのは面倒なので、PC一台で済ませたいですよね。
ちなみに、メモする内容はWPにメモするのと大差なく、タイトルと概要のみです。ブログ記事をメモに書いてしまっても良いですが、iPhoneのフリック入力だと時間がかかるので、後から読んで思い出せるような最低限の内容だけを書くようにしています。また、PCを触れる環境に来たら、ひとまずWPの下書き欄に追加しておきます。
記事更新が億劫になる理由の中に、時間がかかる、手間がかかるという事が挙げられると思いますが、自分に合ったやり方で極限まで手間や時間を削減できれば、日々の更新へのモチベーションが下がらずに済みます。
すぐ書けそうなネタからどんどん記事に起こしていく
WPの「下書き」を見ながら、記事更新の大まかな計画を立てます。記事のストック状況(何日先まで記事更新の予約が出来ているか)に応じて幾つかのパターンを用意しています。
- 記事ストックに余裕のある時には”じっくりの記事”をコツコツ書く、または”すぐ書ける記事”を更に書いて、ストックを増やす
- 記事ストックが無い時には”すぐ書ける記事”を幾つかピックアップして、気乗りする物に着手する
気乗りしない時はすぐ書けそうな記事をどんどん書いていくと、勢いがついてモチベーションもアップします。こんなに記事がたくさん書けた、嬉しい!という気持ちが、記事を更新する意欲に繋がるのです。
記事ストックは、旅行や病気などで消費する予定のものなので、常に2〜3記事(2〜3日分)あると安心と考えています。但し、年末年始など、長期に留守をする場合もあるため、出来ればよりたくさんのストックがあった方が尚安心です。
配信タイミングは、時事ネタを配置し、外堀を埋めていく式
Webookerでは、記事の配信をだいたい夜9時に設定しています。記事のストックが溜まってきた場合、配信時刻までは自由に日にちを調整できます。そこで、もし仮に時事ネタが舞い込んできた場合は、割り込み配信をします。
例えば、今日からスタートする電子書籍半額キャンペーンの情報を得た場合。
今日の夜配信予定の記事が本の感想であり、特に時期は問わないものだったとすれば、キャンペーンの記事を書いて割り込み配信します。そうすればタイミングを逃さず配信出来るし、今日配信予定だった記事も明日配信分としてストックできます。
このように、配信時期が決まっている記事を先に配信予約し、それ以外の日にちには、時事性の無い記事を配信するようにします。こうすれば突発的に更新したい内容があっても、融通が効きますし、余裕を持った記事の管理ができます。
時事性の無いネタは、どんどん貯めておく
既に述べた通り、時事性のあるネタは配信すべき時が決まっているため、時期はずらせません。一方、時事性の無いネタはあって困る事がありません。
例えば、記事を構成するのに時間のかかるものなどもあります。
- 調査が必要な記事
- 追記していくタイプの記事
- 画像やソースコードの用意が必要な記事
これらの記事も、いったんは下書きに概要を保存しておき、時間のある時に少しずつ詰めていきます。
追記していくタイプの記事というのは、その時点では完結出来ない記事のことです。
例えば、「アルファベットが関係するミステリまとめ」という記事を書くとします。すると真っ先にエラリー・クイーンの「Xの悲劇」を思いついたとして、メモしておきます。
しばらくたってアガサ・クリスティの「ABC殺人事件」を読んで、これを追記しました。
というように、これから出会うであろう本をどんどん追記して記事が完成するスタイルのものを指します。これはいつ完成するとも、必ず完成するとも限らない記事予備軍ですが、完成すればなかなか面白いまとめ記事が出来るのではないかと思うため、幾つかストックしています。
どんなにニッチな層に向けたテーマになっても、読む人が少ないかもしれないと思う記事でも、とにかく毎日書き続ける事が大事だと考えています。
自分が疑問に思った事、検索することは、他の誰かも気になるハズ。
私が見たいと思う本の感想やまとめ記事も、きっとどこかの誰かは参考にしてくださるハズ。
そう思って、しょうもないと感じる内容でも、記事を書いています。毎日更新するのだから、毎日完璧に面白くて、人の役に立つ記事をアップすることは難しいです…。理想を言えば毎日高クオリティの記事をアップすべきですが、思いつめて記事更新がストップするよりは、気軽に毎日更新する方が結果的に良い気がしています。
アクセス解析を見てモチベーションアップ!
Webookerは2012年10月に本格的に毎日更新を開始しました。記事が増えれば増えるほど、アクセス数はアップしていったのが、かなり心の支えになりました。最初はアクセス数0なわけですから、増えるのが当然なんですが、でもやっぱり目に見えてユーザが増えていくのは、すごく嬉しいです。
アクセス解析についてはこんな記事を書いていますので、ぜひご覧ください。リアルタイムに訪問者が確認出来るので、毎日飽きもせず眺めていますw
今何人がサイトを見ているか分かる、Google Analyticsの「リアルタイム」機能が面白い | Webooker
また、「トラックフィード」という、リンクされたら通知してくれるサービス(無料)も導入しています。
トラックフィード – リンクが張られたら瞬時に通知するアクセス解析ツール
が、こちらは記事があまりリンクされていないためか、通知が殆どなくてあまりモチベーションアップにはなっていません。(今のところ)。
でも、「トラックフィードからバンバン通知が来るように頑張るぞー!」という目標を持つ事は出来るので、継続してサービスを利用していきたいと思います。
環境を整備する事も大事
先ほど、
記事更新が億劫になる理由の中に、時間がかかる、手間がかかるという事が挙げられると思いますが、自分に合ったやり方で極限まで手間や時間を削減できれば、日々の更新へのモチベーションが下がらずに済みます。
と書きました。
1つ心当たりがあって、これまではデスクトップPCで更新していましたが、途中でMacBook Airを購入したため、記事の更新はノートPCで行うようになりました。
そうするようになってから、すごく捗りました。何しろ、家の中でいつでもどこでも記事が更新出来るのです。普段座っている食卓でも、自分の部屋でも、気分を変えて外でも更新可能。(今のところ外で更新した事はありませんが…)
その手軽さ、気軽さが、記事を更新するフットワークを軽くしてくれている気がします。
また、iOSには便利な機能があって、これも更新のハードルを下げてくれています。
- メモ
- フォトストリーム
を使ってかなり効率がアップしました。メモは先程も書いた通り、iPhoneやiPadでメモを保存しておけば、全てのiOSデバイスで同期してくれるので便利です。また、フォトストリームは、iPhoneで撮影した写真が、無線でMacBook Airに同期されるので便利です。iPhoneで撮った写真をすぐに記事に使う、なんて事が可能になりました。
もし、良い画質で写真を撮りたい時には、デジカメを使いますが、一々PCと有線で接続してデータを移行するのが面倒です。
そこでいま購入を検討しているのが、eye-fiです。
メモリーカードにWi-Fi機能がついているので、撮った写真をすぐPCで管理できる優れもの。
Eye-Fi(アイファイ)カード – あなたのカメラをワイヤレスに
便利なツールを使って効率的に記事を更新できれば、長続きしそうですよね。
こんな副産物もあるよ
基本的に自分がいいなと思った事、気になる事などを記事にまとめているので、備忘録代わりにもなっています。何かを思い出したい時には、よくブログ内検索を利用して解決しています。だいたいの事は検索で見つかるので、本当に助かっています。
皆様は、毎日更新、どうやって継続されていますか?