初心に帰って、コーディングの本を買ったの巻
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コーディングをもっと早く、正確にしたいという欲求の元に
ふと気付けば、コーディングに特化した本を自宅に一冊も持っていなかった。会社勤めをしていた時は会社の蔵書で事足りたが、在宅勤務になった今、たまに「あれ調べたいな」という時に調べられずに残念な気持ちになることがある。
そこで本屋に行く用事があったので探してみた。
よくある「コーディングステップアップ」や「困った時のリファレンス」のようなものではなく、プロがより効率的にコーディングをするための本を探した。が、結局は入門〜応用まで網羅している本も購入してしまった。
二冊買ったのでメモしておく。
「HTML+CSSコーディング ベストプラクティス 高速かつ堅牢なコードを効率よく書くために」(こもりまさあき/西畑一馬/浜俊太朗 共著/MdN)
実は2010年発行の本なので古いのだが、本の方向性としては一番私が欲しいものに近かった。既にAmazonでは売っていないのかな。
机上の空論ではない、
現場で実証されたプロの技が結集!!
極限まで追求した“孤高の”
HTML+CSSコーディングガイド
という帯の謳い文句が示すように、紙面も相当ストイックである。前編モノクロームでソースコードの嵐。これは初心者にはオススメ出来ないが、コーディング好きな人にはたまらない装丁になっている。
「閉じdivのコメントはどの位置に書くとどんなメリットがある」とか、「コードの再利用を考える」とか、そういった「効率厨」のコーダーには持って来いだ。
また、全体の1/3がバグフィックスやCSSハック、クロスブラウザ対策について書かれている。これまで泣かされてきたであろう著者たちの経験が盛り込まれ、怨念すら篭っていそうな濃い内容になっている。
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Amazonでは売り切れだが、楽天市場ではまだ在庫があるようだ。
「HTML&CSS標準デザイン講座 【HTML5&CSS3対応】」(草野 あけみ 著/翔泳社)
上述書と違い、テキストエディタの用意から始まる初心者向けのものだ。カラフルなページ構成で、図も多い。基礎から最新仕様まで網羅的にまとめられているので、初心者にもオススメだ。
とはいえ、効率的で実践に役立つコーディング方法がまとめられているし、メディアクエリにも触れられているので、全くの初心者向けという訳でもなさそうだ。
こちらは2013年3月に出た新しい本。HTML5とCSS3の文字に釣られて購入した感はあるが、割り合いとしてはほんの僅か(全体の1/5程度)なので、もしそちらをメインに勉強したい場合は他の本の方が最適だろう。
しばらくはこの2冊で楽しめそうだ。何か新たな発見がありますように。
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