たくさんの本を効率良く読むために。Webooker流「読書スタイル」
無理せずたくさんの本を読みたい!
現在の私の読書量はそれほど多く無く、月に10冊程度、年間で120冊ほどです。
これでも以前よりは格段に読書量が増えました。
仕事をしていた時期でも、このペースを実現していましたので、時間が無い割に頑張っていた方ではないかと思います。
劇的に読書量が増えたのにはきっかけがあります。
引っ越し先の近所に、図書館があったから。
たったこれだけの事で、かなり読書スタイルが変化しました。
「なんだよ、図書館が近所に無いと出来ないのかよ」と思われた方、大丈夫です!
図書館が無くても、今回の読書方法は実践できますよ。
(ただ、読めば読むほど書籍代はかさみますけど…。)
図書館のメリットについては「年間10万円を節約して知識を増やす方法 図書館を利用する際のメリット・デメリットー図書館のススメー」に詳しく書いてあるのでそちらもご覧ください。
今回は、よりたくさんの本を読むには、どういう読書スタイルがオススメか、というテーマでお話しします。
後述の方法に変えてから、劇的に読書量が上がりましたので、もし合いそうでしたら試してみてください。
たくさんの本を効率良く読む、Webooker流読書スタイルはこれ!
以下の事を実践するようになってから、読書が捗るようになりました。
- 一度に何冊も同時進行で読む
- 期限を設ける
- 興味の趣くままに乱読(ジャンルにこだわらない)
- 栞は幾つあっても多すぎる事はない
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
一度に何冊も同時進行で読む
以前は、1冊を読み進めて、読み終わったら次の本を読む…、という感じで読書をしていました。
ただ、そうするとあまり自分に合わない本を読んでしまったり、分量の多い本を読んでしまったりすると、なかなか次の本に着手出来ません。
そこで、同時進行で2〜5冊の本を読む事にしました。
小説、Web実用書など、ジャンルのバラバラなものを、TPOや気分に合わせて読むようにしたのです。
例えば
文庫本は電車で読む
Web実用書はPCを使いながら読む
ちょっと人前で読めない本は寝る前に読む
今一番興味があるからこれを優先的に読む
などなど。
そうすると、常に新鮮な気持ちで本に接する事ができるし、合わない本でもちょっとずつだと意外と読み進められたりします。
複数の話を同時進行で読むと、混乱するかなーとも思いましたが、意外と大丈夫でした!
ちなみに、今、同時進行で読んでいる本はこれ。
以上4冊。
どれも面白いです!
期限を設ける
不思議なことに、私は期限が無いと本を読みません。
これは私の経験上ですが、買うだけ買って結局いつまでも読まない本が発生してしまいます。
いわゆる「積読本」ってやつですね。
これは非常に勿体ないです。
これを防ぐためには、何かしらの期限を設ければ、それに追われて、多少無理してでも読み進めることになります。
期限はどんなものでも構いません。
例えば
友達に借りて読む
図書館で借りて読む
自分のなかで期限を作る
などなど。
自分のなかでの期限は拘束力が低いため、なかなか実行出来なさそうなので、カレンダーに期日を書き込んだり、自分を追い込む何かを設定する必要があるかもしれませんね。
(数日後のイベントまでに読み終わる、とか。)
興味の趣くままに乱読(ジャンルにこだわらない)
本好きというのはプライドが高いのか、はたまた私だけなのか、読む本を選り好みしてしまう傾向があります。
「こんな本を読んでいたら程度が低いと思われるのじゃないか」
「より難しい本を読んだ方が身になるんじゃないか」
といった、よく分からないプライドを持ってしまいます。
そういう時期は、背伸びして哲学書を読んだり、分厚い古典文学全集を端から攻めてみたりするのですが、一度たりと成就した事はありません。
(要は、途中で投げ出してしまいます。)
そうなったら元も子もないので、どんなジャンルの本でも、別け隔てなく読むことにしています。
時には絵本すら読みます。
滅多に読みませんが、ラノベも数は少ないですが、いくつか読んだ事があります。
何かを批判するにも、まず読まないと始まらない。
少しでも興味を持ったら、恥も外聞も捨てて、とにかく読んでみることにしています。
というか、「恥」という概念すら、読書の邪魔になるナンセンスな存在ですよね。
学生時代、ゼミの教授(日本文学の教授でした)曰く、
「僕はね、どんなくだらない本でも、漫画でも、映画でも絶対見るんだよ。だって、見ないと文句言えないでしょ?
だから、腸が煮えくり返っても、歯を食いしばっても見るんだ」。
ここまで無理して見るのも、精神衛生上、よろしくないかもしれませんが、一理あるなと感心してしまいました。
ただでさえ時間が無さそうな教授が、どんな「くだらない」ものでも見るというのだから、私のような未熟者は、ぜひともそれをやらなければならんなーと思いました。
本というのは、どんなにつまらないものでも、読む事によって何かしらの利益があると考えています。
例えば
新しい漢字を覚えた
読んでいる時はパッとしなかったけど、しばらく経つとストーリーを思い出すようになった
とか。
究極的には、「これは面白く無いからもう読まない」とか(笑)。
必ず何かしらの発見や、得るものがある気がします。
読む事に全く意味の無い本なんて、この世には存在しないのじゃないかと思っています。
たくさんの本を読むためには、どんどん読みたい本をストックしていく必要がありますね。
私の場合、一冊を読んだ時に、その本の参考文献を見たりして、次に読みたい本を決めます。
すぐに図書館で予約か、ブクログに登録。
こうしておけば、次々に読みたい本を読み進めていけます。
また、普段から、書店やテレビなどで見かけた面白そうな本を、ブクログや図書館予約に登録しておけば、自然と読みたいものリストが完成!
例:ブクログの読みたいリスト↓。
読書状況を「読みたい」にしておけば、勝手にリストに。
栞は幾つあっても多すぎる事はない
同時進行で本を読んでいるので、栞は幾つあっても足りません。
また、「ここまで読んだ」という印以外にも、「ここ重要」という意味でも栞を挟んだりしています。
持ち歩く本は、何を読んでいるか知られたくないのでブックカバーをしています。
たいていブックカバーには栞紐がついていますよね。
こんな感じの↓。
これはもちろん便利だし、使っていますが、それ以外にも、「重要」や「後で読み返す」という印を付けるために、単体の栞があると重宝します。
栞があると、読書記録がつけやすいなどのメリットがあります。
私はブクログで読書記録をつけていますが、後で引用しておきたいところに栞を挟んでおいて、読後の時間のある時に引用したり、非公開メモを書き込んだりしています。
効率よく記録出来ると、面倒くささが軽減され、読書も捗ります。
栞が無い時に、その辺にあるチラシなんかを折って栞代わりにすることがあります。
が、あまりオシャレではないので、普段からたくさんの栞を用意しておくようにしています。
最近は本に関連するグッズもたくさん出ていて、選ぶだけでも楽しいですよね。
アイテム選びも、読書の楽しみの1つになっています。
少しでも楽しく、気軽に読書をするために
「本を読む」という行為は堅苦しいイメージが伴いますが、なんでも楽しんでやれば恐るるに足らず!
本に読まれるのでなく、こちらから読書を楽しんでやりましょう。
[…] 大学の講義でカズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」の名前が出てきたのが、初めて知ったきっかけでした。 日本名なのにイギリス人らしい。 しかも、あちらの賞を取ったり、かなり有名らしい。 「越境文学」?そんなカテゴリあるのか。1 などなど、カズオ・イシグロは私の頭の中にたくさんの疑問符を発生させた存在でした。そうなると知りたいと思うのが人情です。手始めに「わたしたちが孤児だったころ」のハードカバーを購入。それが○年前の事なのですが…。実はまだ読んでいません。たくさんの本を効率良く読むために。Webooker流「読書スタイル」で、期限がないと読めないと書いていますが、まさにその理由で読めていません。お恥ずかしい限りですが…。 […]