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Webデザイナー、老眼になる

webooker

しがないWebデザイナーの私にもついにやってきました。老眼です。
有名無名問わず、無慈悲かつ平等に訪れる「老い」。
今回は老眼とどう付き合うことにしたかまとめておきます。

なんら医学的根拠も正確性もない記事ですので、あまり鵜呑みになさらぬようお願いいたします。(ペコリ)

老眼生活のスタート

基本スペック

中学生頃からの筋金入り(?)の近視です。
コンタクトをしていた時期もありますが、ほとんどの期間はメガネで過ごしてきました。
視力検査は定期的にしているとはいえ、正確な数値は教えてもらっていないのですが、0.Nあたりかと勝手に思っています。

年齢は現在42歳です。
自分の年齢が分からないので毎回「現在−生年」を計算機で叩く程度には老化が始まっています。お風呂と寝るとき以外はずっとメガネで生活しています。

1日10時間程度パソコンの前に座ったり、スマートフォンを見たりしています。運動は朝夕にこどもの送迎をする程度。その代わり時間が自由になる土日祝はなるべく外に出て活動するようにしています。

そんな私は、41歳頃から老眼になりました。
メガネ屋さんいわく、「老眼の初期段階」だそうです。

老眼になって困ったこと

最初に違和感を覚えたのが、スマートフォンで文字が読みづらいということでした。近視のメガネを外せば見えます。次に気付いたのが本が読めないということ。パソコンで作業して、リファレンス的に手元の本を見るともうぼやける。

遠ざかれば少し見えますが、面倒なのでメガネを外します。するとメガネを置かないといけない。場所がないときもあるし、「どこに置いたっけ?」となることも面倒です。
そこで、100円ショップでメガネチェーンを買いました。そうすればパッと外してぶら下げておけるので便利です。

ところが、マスクのつけ外しや服の着脱にはメガネチェーンがあるとまた不便なんですよね。絡まったり、メガネが落っこちたり。耳あたりの髪型が決まらなかったり。

そこで、抜本的解決策を求めて、「遠近両用メガネ」を掛ければいいんじゃね?と思い立ちました。

遠近両用メガネについて調べる

全く予備知識がないので、調べました。

「遠近両用メガネ」はレンズの上部が近視用、下部が遠視用(老眼)になっていて、視点を上下に移動させることで使う仕組み。フレームはだいたいなんでもよくて、レンズだけが違うみたいです。

遠視(老眼)の初期段階で使うものらしく、ひどくなったら使えないとのこと。今しか使えないと思うと、好奇心が勝って作ってみることにしました。(※結果的に作らなかった)

メガネ屋さんへ

近所のメガネ屋さんに行きました。メガネ屋さんを選んだポイントは、接客してくれるお店。なにせ右も左も分からぬ「老眼ビギナー」ですから、説明してくれそうなお店を選びました。

土曜日の開店直後に行ったら、案の定誰もお客さんがいなかったのでとても快適に買い物できました。

店員さんが早速話しかけてくれたので、事情を説明し、

  • 普段は近視用メガネをかけており、老眼が始まったので遠近両用メガネが作りたい。
  • デザインの仕事をしていて1日10時間くらい画面を見ている。

ということを説明しました。
店員さん御本人も近視で老眼の初期段階とのことで、めちゃくちゃ丁寧に色々と教えて頂いたので、まとめておきます。

遠近両用メガネは歪みが生じる

レンズの端っこや、違うレンズの部分で見てしまうと、歪みが生じてあまりよく見えないらしい。デザイナーや製図家など、歪みが困る職種の人にはオススメできないとのこと。

調べてみるとZoffのサイトに図解入りで説明がありました。
これによると、老眼用のレンズは下の真ん中くらいしか見えないようです。

https://www.zoff.co.jp/shop/k/k97/#section3

近視の人は老眼鏡は使えない

老眼鏡を買い足せば解決?と思ったら、老眼鏡は視力が良い人が使うもので、近視の人が使ってもきれいに見えないらしい。この日一番の衝撃でした。

親や祖父母が100円ショップの老眼鏡を愛用していたので、てっきり自分もそれで見えるようになると思っていました。ためしに既成の老眼鏡をかけさせてもらったのですが、見事にぼやけてなんにも見えなかった。

近視の人は度を弱めたメガネで解決

近視の場合、度の弱いメガネを掛けることで解決するようです。

私が普段かけているメガネは遠くまで見えるように1.2程度に矯正してあります。それを、0.6〜0.8程度のメガネにすれば、近くが見えるようになるらしい。(数値は個人差があると思いますので、当てにしないでください。)

試しにレンズをかけさせてもらったら、遠くは多少見えづらくなるものの、近くはハッキリ見えるようになりました。「たったそれだけのことでこんなに見えるようになるんかい!」と心の中で突っ込んでいました。

あとはフレームを決めて当日中に新メガネをゲットすることができました。ちなみにフレームを選ぶ際に決め手となったのは、持っているメガネと見るからに違うフレームであること。メガネをかけてなくてもパッと見でどっちのメガネか分かるということに重きを置いて選びました。

普段の生活では新メガネ(度数が低い)をかけ、お出かけのときは旧メガネ(度数が強い)を掛ける生活になります。

2重メガネ生活のその後

2つのメガネを使い分けるのは煩わしいかなとも思ったのですが、フルリモートでパソコンを使う生活をしているので、ほぼずっと新メガネ生活で大丈夫そうです。

玄関に旧メガネを置いて、出かけるときにかけかえる方式でしばらく生活してみます。

スマートフォンを見るときにクセでメガネを外そうとしてしまいますが、こんなにも「見えない」生活が定着していたのだなと驚きます。もっと早めにメガネを変えていればよかったです。

テレビの文字は以前よりも少し見づらくなりましたが、パソコンやスマートフォンを見る時間の方が圧倒的に長いので、それはそれとして甘んじて受け入れようと思います。

ABOUT ME
Webと本の人 Webooker (ウェブッカー)
Webと本の人 Webooker (ウェブッカー)
フリーランス Webデザイナー・グラフィックデザイナー
2009年からIT業界に。
WebデザイナーとしてITベンチャー企業、SaaS企業、Web制作会社に勤務。
2016年11⽉より独⽴し、フリーランスのWebデザイナー、グラフィックデザイナーとして活動
2024年1月から大阪のシステム会社に勤務し、フリーランスとの二足のわらじで現在に⾄る。 2子の親。フルリモートワーク。
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