a0002_004143

読書は記憶力を強化するー読み書きする人は知能が下がりにくい


読書が知能に与える影響

a0002_004143
「本を読みなさい」「本はいいよ」などと一般的によく言われている。「どうして本を読まないといけないの?」「本を読むとどんないいことがあるの?」と聞かれたら、これまでの私は「知識や語彙が増えるし、面白いからだよ」と答えていただろう。

もしくは、この「読書がもたらす8つの効用」の記事を紹介するかもしれない。
仕事にも人生にも効く、読書がもたらす8つの効用 : ライフハッカー[日本版]

だが、今ならもう一つ、「知能の低下が防げるよ」と付け加える。

米国の学者らによる興味深い研究結果

読み書きと人間の知能の関連性を示す、こんな面白い記事を見つけた。
新学説:読書は記憶力を強化する: The Voice of Russia *

http://japanese.ruvr.ru/2013_07_06/117220237/

平均年齢89歳の294人を対象に、その全員が死亡するまで、記憶力や思考力を試すテストを年に一度行った。その結果が以下だ。

老年時に読み書きを積極的に行った人々は、知能低下が平均より32%も緩慢であった。また老年ほとんど読み書きに励まなかった人は、平均より48%も知能の低下が急速であった。

老年時に読み書きを継続すれば、平均より約30%も知能の低下が防げる。30%を大きいととるか小さいととるかは個人差があるかもしれない。

だが、読み書きをほとんどしない場合を見てほしい。その場合、平均より約50%も知能低下が急速になるのだ。つまり、老年時に読み書きをしないと知能の低下は加速していく。敢えて言葉を選ばずに言えば、急速にアホになり、物忘れもひどくなる。これは恐ろしい。

また、当然といえば当然かもしれないが、少年時より読み書きを継続していた人については、そうでない人に比べて知能低下しにくいようだ。

少年時、壮年時、また老年時、読み書きに精を出した人々においては、そうでない人より15%、知能低下の程度が低かった。

若いうちから読み書きに精を出し、生ある限り継続するのが一番良いようだ。

知能低下を防ぐには、読み書き継続を推奨

若いうちから読み書きする習慣をつけておけば、思考力・記憶力ともに衰えにくいまま、一生を終える事が出来る。簡単に言えばそうだが、実際はなかなか難しい。

パソコンを使うようになってから、手を使って字を書く事が極端に減った。変換すれば自動的に正しい漢字が表示されるので、漢字についてもあまり意識することがなくなった。たまに手で書く必要に迫られた時に、「あれ、この漢字ってこんな形だったっけ…?」などと頭を悩ませてしまうことが多くなった。普段から文字を書いていた学生時代にはあまり経験の無い感覚だ。これには少し危機感を覚えている。

せめてもの救いが、こうしてブログを書いているという事だ。ブログを書く事を辞めてしまえば、「考えて物を書く」という行為は皆無に等しい。(職業柄、コーディングしている時は「考えて物を書いている」事になるかもしれないが、パターンが一定なのであまり効果は無いかもしれない。)

ただし、幸いにも私は読書が好きである。それほど多くの本を読む訳ではないが、全く読まない人と比べれば格段に読書量は多い。(0冊と1冊の差は大きいとも思う。)読む事についてはクリア出来ていそうだ。

いざ時間のある老年になって「さあ読み書きしよう!」と思っても、それまでの習慣や土台が無いとなかなか難しい。今のうちから、少しでも読み書きする習慣を身につけておく訓練をしておきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です