福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」が面白い

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福井県立図書館の「覚え違いタイトル」
2009年8月から人気が出ていたとのことですが、初見時に思わず笑ってしまいましたのでご紹介します。今更私がご紹介するまでも無いくらい、有名かもしれませんね。
例えば…。
ありがとうふるかわせんせい → 『ありがとう、フォルカーせんせい』パトリシア・ポラッコ・作・絵 2001.12 岩崎書店
先生の国籍変わってますね。
『ぶるる』みたいな旅行ガイドの本はどこにある? → 『るるぶ』JTBパブリッシング発行
会いたくて会いたくて震えちゃったんでしょうか。もしくは、旅行を前にして武者震い?
ウサギのできそこないが2匹でてくる絵本 → 『ぐりとぐら』なかがわりえこ/著 おおむらゆりこ/著 福音館書店
ぐりとぐらは、おりょうりすることたべることが好きな「のねずみ」です。
ぐりとぐらはできそこないなんかじゃないっ!いや、気持ちは分かりますが、「野ねずみ」だそうで…。
衝撃の巨人 → 進撃の巨人
確かに、衝撃的な作品ではあります。
などなど、なんだか「惜しい!」と言いたくなる覚え違いばかりです。続きはぜひ本家ページでご覧ください。
覚え違いタイトル集|福井県立図書館
「覚え違いタイトル」を掲載するに至ったいきさつ
こちらの記事で、公開されるに至ったいきさつがまとめられていました。
E967 – 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」ができるまで | カレントアウェアネス・ポータル
- ユーザの手助けになるようにするため
- 図書館レファレンスサービスの認知度を高めるため
という2つの目的で公開されているとのこと。
確かに、覚え違いするということは、それだけ勘違いしやすく覚えにくい名前なわけで、他の人も同様の覚え違いをしている可能性が高いです。長年のナレッジの蓄積による、こうしたレファレンスが公開されていれば、覚え違いによる検索ミスなども減りそうですね。
これからも定期的にチェックしていきたいページです。
ばっちりブクマしました。
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