深夜枠でアニメ化された小説(非ラノベ)まとめ
最近はラノベ→コミックやアニメという流れが多いですが、ここ数年は地味に小説→アニメという流れも目立つなーと思っていました。
「コンテンツ不足」と言われるアニメ業界では、アニメ原作を幅広く求めているのかもしれませんね。
では、順不同ですがいってみましょう!
まずはただいま絶賛放送中の「新世界より」。
○○放送が○年前だなんて信じない…信じないぞー!!(´;ω;`)
「新世界より」
2012年10月アニメ化
売り上げランキング: 1054
講談社 (2011-01-14)
売り上げランキング: 99
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。
貴志祐介作品としては初のアニメ化です。
「黒い家」が相当面白かったので、本作アニメ化も楽しみです。
(今既に2話が放送されていますね。)
Another
2012年1月アニメ化
売り上げランキング: 13937
キャラクター原案は「涼宮ハルヒの憂鬱」でブレイクのいとうのいぢさん。
眼帯少女ってアニメ界では安定した人気がありそうですねw
その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。
「NO.6」
2011年7月アニメ化
売り上げランキング: 28000
2013年の未来都市《NO.6》。人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑(しおん)は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? 飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに……。
「魍魎の匣」
2008年10月アニメ化
売り上げランキング: 46930
箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。
映像化が難しいテーマなので、いったいどうなるのかと話題になりましたよね。
(箱の中に女の子が入っているとか…)
京極作品の中でも好きな作品なので、アニメ化は嬉しかったです。
「京極夏彦 巷説百物語」
2003年10月アニメ化
売り上げランキング: 38661
江戸時代。曲者ぞろいの悪党一味が、公に裁けぬ事件を金で請け負う。そこここに滲む闇の中に立ち上るあやかしの姿を使い、毎度仕掛ける幻術、目眩、からくりの数々……。幻惑に彩られた、巧緻な傑作妖怪時代小説。
こうしてみると京極作品はアニメ化常連なんですねー。
「屍鬼」
2010年7月アニメ化
売り上げランキング: 57234
人口わずか千三百、三方を尾根に囲まれ、未だ古い因習と同衾する外場村。猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた―。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも…。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。
これ、かなり怖くて途中で何度か見るのを断念しようかと思いました…。
小説を読んでもおよそ想像出来ないようなピンク髪の女の子が出てきたり、アニメ化ならではの見所がたくさんありました。
「青い文学」シリーズ
2009年10月アニメ化
売り上げランキング: 20239
日本文学をアニメ化するシリーズで、俳優の堺雅人が声を担当されていました。
原作そのままではなく、アニメ化にあたって面白いアレンジが施されており、かなり面白く見られました。
作品ごとにキャラクター原案が異なり、「DEATH NOTE」の小畑健、「BLEACH」の久保帯人など、漫画界のベストセラー作家が競演していたのも見所です。
タイトル | キャラクター原案 | マンガ代表作 |
---|---|---|
人間失格 | 小畑健 | 「DEATH NOTE」 |
桜の森の満開の下 | 久保帯人 | 「BLEACH」 |
こころ | 小畑健 | 前述のとおり |
走れメロス | 許斐剛 | 「テニスの王子様」 |
以上です!
例によって長くなっちゃいましたね~。
さてさて、2012年10月にスタートするアニメの原作が、ブクログさんによってまとめられていました。
こちらはマンガやラノベも含めたものです。
紹介しておきますね。
アニメ原作の本棚 (アニメ本棚) > 2012年10月スタート – ブクログ