カテゴリー: ノンフィクション

“月6万円で豊かに暮らす!” – 川上卓也「貧乏という生き方」

LET'S ENJOY POOR LIFE [amazon asin=4872904567&template=image] この本との出会いは、大型書店で平積みされていたのを見かけてからだ。「月6万円で豊かに暮らす」という帯の文句に、どうしようもなく惹かれた。「月6万円でいったいどうやって生活していくんだ、家族がいれば、家賃や家のローンだけでもそれを超えてしまうのに」という、単純な疑問と、自分自身が「時間はあるけどカネがない」という生活に近いので気になった。 プラス思考をすれば、身も心も豊かに 表紙には英文でキャッチコピーが添えられており、「LET'S ENJOY POOR LIFE」と書かれている。これがまさに本書の言わんとすることだ。 貧乏は一見辛く悲しい物に思える。だが、口減らしのために子どもを売ったり、ひもじさのあまり畑の芋...

クマが居なくなるとヒトが困る?「クマともりとひと-だれかに伝えたい、いまとても大切な話」

関係ないと思っていた自然保護の必要性 自然保護や動物保護というのは、余裕のある人間がやっている事だと思っていた。やりたいからやっているんだと思った。もちろん、活動家はその必要性を感じ、活動しようと思って行動しているのだろうが、どうも切迫感みたいなものを感じる事ができなかった。 その理由の1つには、学校教育で散々聞かされていた危機・窮状というのが、実生活には意外と影響が無い事を、学習してしまった点があるだろう。 恐ろしい環境問題は、自分には関係ないという根拠のない自信 社会の時間に教わった深刻な環境問題は、子どもだった私に少なからず恐怖心や焦りを植えつけた。 地球温暖化、オゾン層破壊、森林伐採、それらによる動物の絶滅。 地球が擬人化され、ギラギラと太陽に照らされ、苦しそうに汗をかいているイラストは、「大変なことが起きている」とい...

酒飲みは、イスラム教圏でも飲まずにはいられないのである – 高野秀行「イスラム飲酒紀行」

酒飲みは、イスラム教圏でも飲まずにはいられないのである [amazon asin=B0087KZHR6&template=thumbnail] イスラム教では偶像崇拝が禁止されている。毎日5回、決まった時間にメッカの方角への礼拝を欠かさない。豚肉を食べる事を忌避している。1年のうち決まった月にラマダーン(断食)を行う。 そして、飲酒が禁止されている。 これは、直接原典をあたった訳ではないが、幾つかの書籍で目にしたところによると、教典「クアルーン(コーラン)」にそのように明記されているからとか。 かようにストイックなイスラム教圏に旅行して、そうやすやすと「飲酒」が出来る訳がない。だって、国ぐるみでお酒を禁止しているんだもの。飲みすぎて”やんちゃ”しちゃったから、当分お酒を控えようと思っているおじさんの禁酒とは、訳がちがうの...

ジャンル「紀行」が面白い

いまさらですが、紀行文にはまりました 紀行文というか、旅行記というか、そういう類のノンフィクションにはこれまであまり親しんできませんでしたが、最近になってハマッています。 旅行記の面白さといえば、国内にいながらにして、更には家の中にいながらにして、旅気分を味わえるというところでしょうか。ワクワクしたり、恐怖を覚えたり悲しんだり。 治安が悪くて行くにははばかられる南アフリカ共和国や、飢餓に苦しむソマリア。 はたまた、死生観の変わると言われているインド。 いずれも行くにはなかなか敷居が高いですよね。 そこで紀行文です。 貴重な体験をした人の貴重なお話しを、本を通して読めるんですよ。すごい事ですよね。 最近になって、その面白さに気づきました。 辺見庸「もの喰う人びと」 [amazon asin=4043417012&te...

【大阪・東京】ノンフィクション作家・高野秀行さん、新宿と大阪でトークイベント開催!

2013年2月19日、発売です 高野秀行「謎の独立国家ソマリランド」 [amazon asin=4860112385&template=thumbnail] 西欧民主主義敗れたり! ! 著者渾身の歴史的大作 終わりなき内戦が続き、無数の武装勢力や海賊が跋扈する「崩壊国家」ソマリア。その中に、独自に武装解除し十数年も平和に暮らしている独立国があるという。果たしてそんな国が存在しえるのか? 事実を確かめるため、著者は誰も試みたことのない方法で世界一危険なエリアに飛び込んだ──。世界をゆるがす、衝撃のルポルタージュ、ここに登場! 書籍の目次や内容については、こちらが詳細でオススメです。 謎の独立国家ソマリランド - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌 最近、バングラデシュのソーシャル・ビジネスの本を読んだせいか、心が発展途上国に...

近々読みたいと思っている本10冊

読みたい本がたまってきた 昨日、ついにKindle Paperwhite 3Gが届きました。またおいおいレポートなどを上げていけたらと思っています。 [amazon asin=B007OZNYMU&template=thumbnail] さて、今日のお話しは、「近々読みたいと思っている本」についてです。なにせ読みたい本がたくさんあるんです。毎日本を読んではいますが、それでも追いつかないほど、次から次へと読みたい本が出てくるわけです。今日は私の読みたい本10冊を、自分への備忘録という意味も込めて、記事としてご紹介したいと思います。 クリス・アンダーソン「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」 [amazon asin=B009SKVI90&template=thumbnail] 「ロングテール」、「FREE」が世界的ヒットとなっ...

「理想の家庭」ってきっとこんな感じ。美しすぎる写真で日常を切り取った素敵フォトブック「ダカフェ日記」のススメ

ダカフェ日記というサイトをご存知ですか? [browsershot url="http://dacafe.petit.cc/" width="400"] カメラマンの森 友治さんが、日常生活を美しい写真とウィットに富んだコメントで綴っているサイトです。 日常を切り取ったフォトブックは今やたくさんあるけれど、中でも「ダカフェ日記」は群を抜いて大好きな作品です。 サイトの写真やコメントを抜粋して、本になっています。 [amazon asin=4834251373&template=image] <魅力その1>おしゃれな生活空間 木を使ったナチュラルな家具がおしゃれ。 お子様が二人いるとは思えない綺麗さ。 良い意味で究極的に生活感が無い!んです。 国産家具メーカーのカリモク家具 karimokuの木のテーブルが好きな人は...