実働6時間、週休3日になって半年以上が経過しました。あと数ヶ月で1年経とうとしているので、人生の忘備録として記録しておきます。
なぜ時短なのか
こどもが小さいこともあり、10:00〜17:00の実働6時間にしています。(7時間労働のうち、1時間はお昼休憩)調整すればフルタイムでの稼働もできるのですが、まあ少しのんびり働いてもいいかな、と思って時短にしています。
保育園に通っているこどもが「保育園長くてつらい」というので、預けるにしても17時までが限界かなというのもあります。
営業もブランディングも苦手だった
会社員としてWebデザイナーをしていた私が、フリーランスになったのは2016年11月。営業して案件を受注して、それで生きていこうと思っていました。
ところが、私はそもそも営業が苦手でした。個人のブランディングも得意ではない、無名のWebデザイナーです。ポートフォリオサイトを作ったところで公開可能な実績はほとんどなく(むしろ半分以上は公開NG案件)、営業ツールとしても弱いものでした。(自治体案件で実績としての公開を断られたり、広告代理店の孫請けなども多く、良い仕事が掲載できないというジレンマ。)
また、個人のお客様とのやりとりも大変でした。ITリテラシーやデザインに関する知識の乏しいお客様を相手に、必要なデータの形式を説明したり、様々な作り方があるWebサイトをどの方法で作るかを説明するのがとても大変でした。
営業やブランディング、ディレクションに時間を割くよりも、Web制作やグラフィックデザインをしていたい、現役プレイヤーでいたいという思いが強くあります。
ここで、過去に働いていたWeb制作会社でのことを思い出しました。Web制作会社では私が営業をしなくても案件があり、常にデザインやコーディングをしていられます。また、ITリテラシーは言わずもがな、最新のWeb制作動向の情報や、デザインスキルのノウハウが共有されています。「Web制作会社で働くのは恵まれていたな」と気づきました。
ジョブマッチングサービスを活用
そこで、ジョブマッチングサービスを利用してみることにしました。Web制作会社でも働けること、フルリモート案件も増えていること、月収が安定することが魅力でした。
コロナ禍ということもあり、フリーランスと企業をつなぐジョブマッチングサービスがたくさん登場しました。サービス経由で色々な企業と面接し、スキルや条件のミスマッチで成立しないものもありましたが、いくつかは成約しました。
男性向け美容商品の企業さまもとてもよくして頂きましたが、担当の方が転職されるタイミングで契約が満了となりました。
CODEALにもよくして頂きましたが、条件の合う次の案件が見つからなかったため、他のエージェントからの提案に乗ってみました。それが現在お世話になっている、BtoB専門のWeb制作会社さま(Remoguからの紹介)です。
ジョブマッチングサービスも複数登録しておくと、希望に合った取引先が見つかりやすいようです。
週休3日のいいところ
時短勤務の考え方
当初よくわかっておらず混乱しましたが、一般に月の稼働時間というのは160時間を想定しているようです。
1日9時間労働(実働8時間)✕20日(週5日稼働)=160時間
私は時短勤務を希望しておりましたので、0.7人月で月間労働時間は98hと算出されました。(このあたりはエージェントであるRemoguの提案通りに進めました。)
160h✕0.7人月=98h
この月間労働時間を稼働時間の6hで割ると、
98h/6h=16.333…
16.333…となり、月に17日程度働けば良いということになります。このプランでお願いしたところ、現在の契約先では「水曜日以外の稼働でどうか」とご提案頂きました。
2日働いたら1日休み
水曜日が休みになることによって、5営業日が2営業日:2営業日で分断されました。私の1週間をカンタンにまとめてみました。
仕事がどんなに楽しくても、休みが終わってしまう喪失感と寂しさは一生ループされる気がします。
始まったばかりと思った1週間が、あっという間に一区切り。
- 個人的な案件の対応
- 身体のメンテナンスをする(通院、美容院etc)
- こどもの行事やらをここに入れる
- COOPの個配もヤクルトさんもこの日に届くように設定。
水曜日に英気を養っており、元気いっぱい。月曜日ほどの憂鬱さはありません。
あと1日稼働すればで2連休が待っている!
もし祝日がある場合は1日働いたらもう休み、なんてパターンも。心と身体に余裕が生まれるため、とても良い状態で生活できています。
週5日制に戻る予定は?
こどもが小学校に上がったらまとまった時間が取れるのではないかと思い、来年4月を目処に転職先を探しています。
とはいえ、希望の条件に合うところがなければ意味がないので、のんびりと、良い転職先が見つかるのを待ちたいと思います。