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第149回芥川賞・直木賞候補作はこれだ!
2013年、7月4日に、第149回の芥川賞・直木賞候補作が発表された。選考会は7月17日に行われる。
芥川賞候補作
いとうせいこう『想像ラジオ』(河出書房新社)
電子書籍 紙の本
「すっぽん心中」(新潮1月号)
鶴川健吉「すなまわり」(文學界6月号)
藤野可織「爪と目」(新潮4月号)
山下澄人「砂漠ダンス」(文藝夏号)
直木賞候補作
直木賞候補に挙がった作家は、恩田陸、原田マハ、湊かなえなど、馴染みのある作家陣が多い。一方で、伊藤潤、桜木紫乃、宮内悠介は寡聞にして知らない。「読みたい本」リストにこっそり追加しておきたいと思う。
伊東潤『巨鯨の海』(光文社)
電子書籍 紙の本
恩田陸『夜の底は柔らかな幻』(文藝春秋)
上巻 下巻
桜木紫乃『ホテルローヤル』(集英社)
電子書籍 紙の本
原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(集英社)
電子書籍 紙の本
もはや賞候補の常連となりつつある原田マハ。
アンリ・ルソーの「夢」をモチーフとした絵画ミステリ、「楽園のカンヴァス」もかなり面白かったので、「ジヴェルニーの食卓」も楽しみにしている。
こちらは「楽園のカンヴァス」とは違い、短篇集とのこと。(ジヴェルニーはフランスの地名で、クロード・モネが過ごした家や、睡蓮の池がある場所。)
湊かなえ『望郷』(文藝春秋)
湊かなえはデビュー作「告白」で本屋大賞を受賞し、デビュー5年にして、初めての候補となったようだ。
宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』(早川書房)
電子書籍 紙の本
宮内悠介はSF畑の作家とのこと。タイトルには覚えがあるが、未読。
発表を楽しみに待ちたい
冒頭でも紹介したが、選考会は7月17日に行われる。一体どの作品が受賞するのか、今から楽しみだ。