読書時間ゼロも14%!「読書の秋」にも関わらず読書時間低迷
通販カタログの株式会社ニッセンのプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」が、30代・40代女性2,000名に対して、【読書スタイルに関する意識調査】を実施しました。
調査結果が公開されていましたのでご紹介します。
30・40代女性の半数が読書時間「週1時間未満」、 購入費用も「1,000円..(株式会社ニッセン プレスリリース)
全体の約半数の47.0%が「まったく読まない」または「週に1時間未満」と回答。
30代・40代女性というと、専業主婦など比較的時間を自由に使える人も多い印象を受けますが、読書に時間は割いていないようです。
子育てや家事に忙殺されて読書時間がとれないのでしょうか。
■調 査 期 間:2012年10月5日(金)~10月11日(木)
まさに「読書の秋」まっただ中に実施されたアンケートにも関わらずこの数値です。
私も今、時間は自由に使える立場です。
やはり家にいるとインターネットやテレビ、ゲームなど、その他の誘惑も多いので、むしろ外での待ち時間などの方が読書ははかどりますね。
電車で会社に通勤していた時が一番読書量が多かったです。
2~3日に1冊ほどのペースで読んでいましたが、通勤をやめてからはかなりペースが落ちています。
電子書籍ユーザも増えず
今話題の電子書籍についても、消極的な意見が多いようです。
■電子書籍「利用したい」ユーザーは15.3%
専用端末の発売などで注目を集める「電子書籍」も、購入経験のある方は全体の10.9%と少なく、購入経験のない方のうち今後電子書籍を「利用したい」と回答した方も15.3%と低めでした。
30・40代女性にとって、「電子書籍」はまだ馴染みが薄く、あまり身近ではないことがうかがえます。
一方、電子書籍の購入経験がある方では、「スマートフォン」「スマートフォンを除く従来型の携帯電話」といったモバイル端末で購入する方が全体の半数以上。
やはりここでも、すきま時間を活用する読書スタイルのユーザーが多数という結果になりました。
まだまだ女性には電子書籍を読むためのデバイスが普及していない、というのもあるのでしょうか。
iPhoneなどは女性ユーザも多そうなのですが、それでも電子書籍は広まっていないんですね。
実際にiPhoneを使っている一番の女性ユーザ層は、30代・40代だそうです。 ((参考:典型iPhoneユーザーは男性40代で年収620万円/iPhone利用動向調査ハイライト | Web担当者Forum))
やはり電子書籍自体の認知度が低いこと、iPhoneで読むより紙で読む方が楽、という事があるのでしょうか。
電子書籍は場所も取らないし便利なんですけどね
私は最近、紙の本を買うのを辞めるべくシフトしているところです。
また記事でまとめられたらいいのですが、現在買っている本をすべて電子書籍で買おうと計画しています。
ちなみに、いわゆる自炊にもチャレンジしましたが、断念しました。
- 「裁断機」が大きすぎてかさばる
- 本を裁断するのにかなりの力が必要
というのがネックになり、あまり使わなくなってしまいました。
やはり労力を考えると、最初から電子書籍として販売されているものを買うのが楽ですね。
高速自動スキャナ「Scansnap」はかなり便利でした。
裁断したものをセットしてスタートすれば、自動でスキャンしてくれます。
フォルダもひとつのフォルダにまとめて出てくるので、画像が迷子になることもありません。
Kindleなどが普及していけば、もう少し需要は増えることと期待していますが、果たして…?