フリーランスWebデザイナーが、Webや本について記事を書いています。

密着ドキュメンタリーを見てWebデザイナーとしての働き方について考えた

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「7RULES」の「クッキー屋さん経営・桜林直子」の回をみた

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最近テレビで「ドキュメンタリー」や「密着系」の番組を好んでよく見ます。「情熱大陸」とか「プロフェッショナル 仕事の流儀」とか。

その中の一つで「7RULES」という番組を初めてみたのだけど、たまたまその回がすごくよかった。録画してあるので2度目を見ているところ。

シングルマザーの桜林直子さんがクッキー屋さんをやっているのだけど、きっかけは会社員時代、夏休み中に子どもと6日しか過ごせなかったのがショックだったから。子どもとの時間を確保するためと、一馬力なのでより多く稼ぎたいという理由から、「人の半分の時間で倍稼ぐ」ためにそのクッキー屋さんを始めたのだそう。

会社員だったら月々安定した給与が入ってくるし、収入が一馬力のシングルマザーだったらなおさらそれに固執してしまいそうだけど、彼女は短い労働で多く稼げる方法を模索し、起業を選ぶ。まずその勇気と行動力がカッコイイ。そして、その発想は合理的だと思った。(成功したから言えるのかもしれないけど。)

子どもとの時間を確保したいからクッキーは自分で焼かずに人を雇って焼いてもらう。本人は喫茶店を渡り歩いて仕事をしていて、「請求書の発行とか」と言っていたので、おそらく通販の発送業務も人に任せてるはず。実店舗には週に一度しか行かないらしい。

ここが感心したところで、私にはクッキー屋さんをやる=自分で焼くという発想しかない。毎日実店舗に行って、クッキーを焼いて、通販の梱包と発送を全部自分でやってたと思う。もし商売が軌道に乗ってたくさんクッキーが売れたとしても、作業の多さに疲弊しそうだ。それにその方法だと肝心の「娘と過ごす時間」は増やせない

まさに今の私がそうで、WebデザイナーだからWebデザインをやる、コーディングをやる。請求書も自分で出して、経理処理も自分でやる。彼女と違って、自宅のパソコンの前でできる仕事なので、0歳の子どもとは24時間一緒にいるし、2歳の子どもも保育園以外は一緒にいられるのが救いかも。

Webデザイナーに「人の半分の時間で倍稼ぐ」は可能か?

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もしWebデザイナーの私が今より短い労働で多く稼ごうとしたら、きっと自分は制作や事務処理をせずに、案件を俯瞰的に見られる職種にキャリアチェンジするべきなんだろうなーと思う。具体的な職種は思いつかないけど。

Webディレクターもかなり時間が割かれる職種なので、経営側に回るしかないんだろうか。いや、でも私の知ってる制作会社の社長さんたちもかなり忙しそうだしなぁ。Web業界自体がそういう働き方に向いてないのかもしれない。

脱線したけど話を元に戻すと、彼女の場合は「直接手を動かさない経営者」が性に合ってたのかもしれないけど(半分やらざるを得なかったのかもしれないけど)、私にはその立ち位置は向いてないなーと思った。

短時間労働・高収益はかなり魅力的だけど、私は制作業務が性に合ってるし、人のマネジメントや会社の切り盛りはたぶん得意じゃない。(やったことないけど。)やはり人それぞれの適性があるので、自分は彼女のやり方で時間やお金を確保することは難しいんだろうな。

でも不思議と、見てるとワクワクしたんだよなぁ。夢を見てる感じがして、とても嬉しかったし、励まされたし、勉強になった。

イライラした態度で人を動かすことなかれ

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今回の大筋とは関係ないけど、もう一ついいなと思ったことがあった。それは彼女が、「イライラした態度で人に何かをやらせるのって好きじゃない」という趣旨の発言をしていたこと。いつも自分がイライラを誰かに察して解決してもらっているような気がしていて、でもそれは良くないなーと漫然と思っていたことをスッと言語化されて、「あ、やっぱりこれよくないよね」と納得できた。

本を読むときも映画やテレビを見るときもそうだけど、自分の体験したモヤモヤが端的に言語化されると、とてもスッキリした気持ちになる。このために本を読んでるといっても過言ではないくらい。

私は細かいことにすぐイライラしてしまうタチなので、そもそもイライラが起きないようにこの本を読んでみようかなーと思ってます。

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ちなみに、クッキー屋さんの娘さんは中学生の頃に「あーちん」名義でイラストレーターとしてデビューしていて、ほぼ日刊イトイ新聞たべびとという連載をもっているのだそう。

シビれたのが、「娘さんがプロのイラストレーターってどうですか?」と聞かれたとき、笑いながら「別に。私のことじゃないし」って答えてたこと。飄々としてて超かっこよかった。見習いたい。

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