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慎ましくも楽しく生きていくための「清貧」系書籍まとめ


清貧に生きる

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どうも自分は、「清貧」という言葉に弱い。学生時代に太宰治が発表テーマだった時には「清貧譚」を選んだし、古き良き邦画などで、清貧な生き方が描写されていると痺れてしまう。どうしてこうも「清貧」に惹かれるのか。

びん‐ぼう〔‐ボフ〕【貧乏】
[名・形動](スル)財産や収入が少なくて生活が苦しいこと。また、そのさま。「―な人」「職がなく―する」「器用―」
びんぼう【貧乏】の意味 – 国語辞書 – goo辞書より

辞書で引くと、「生活が苦しいこと」とある。「狭いながらも楽しい我が家」ではないが、困難にめげず、より良く生きていく姿に感動を覚えるのかもしれない。

清貧という状況に魅力や興味を感じる理由は、他にも幾つか思い浮かぶ。

一つは、人間の清純さを信じたいという希望から。
どんなに貧しく苦境に立たされても、清く正しく己を律する事が出来る人間がたくさんいると信じたい。

もう一つは、ストイックさにカタルシスを感じるから。
「武士は食わねど高楊枝」ではないが、厳しい中でもストイックに、強く生きる姿は、見ていて心地良いものだ。

最後に、自分が貧乏(生活に困窮はしていないので、それに近い存在)であるから。
自分も近い状態にあるからこそ、先達のお手本を見て己を励ましたい。自分も清貧な生き方が出来ると思いたい。

以上が、私が清貧にあこがれている主な理由だ。だから、清貧がテーマの作品だとつい手が伸びてしまう。

清貧にまつわる書籍まとめてみた

そんな貧乏な私の心を擽る書籍がたくさんあるので、これを機にまとめてみた。ライフスタイルを提案する実用書のようなものもあれば、小説もある。意外と、「清貧好き」というのは世の中に多いのかもしれないと思ってみたり。

「貧乏という生き方」川上卓也


「月6万円で豊かに暮らす!」という帯のキャッチフレーズに惹かれて、今読んでいるところ。今日から使える「貧乏レシピ」も載っているので、早速夕飯のメニューに取り入れたりした。

「年収150万円で僕らは自由に生きていく」イケダハヤト

年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

イケダハヤト氏はプロのブロガーだ。
プロのブロガーがどんな生活を送っているのか、ライフスタイルに興味がある。

イケダハヤト氏の公式サイトはこちら。
ihayato.書店 *

http://www.ikedahayato.com/

「清貧譚」太宰治

清貧譚

Kindleストアの無料電子書籍。学生時代に発表した思い出がある。中国の古典「聊斎志異」の中からモチーフを取り出している。菊の精である姉と弟の、幻想的で儚い物語だ。

「清貧の思想」中野孝次

清貧の思想 (文春文庫)

名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ…。モノとカネにふりまわされ、明け暮れする人生は真に幸福なのか?光悦、西行、兼好、良寛ら先人の生き方の中に、モノを「放下」し、風雅に心を遊ばせ、内面の価値を尊ぶ「清貧」の文化伝統を見出し、バブル謳歌の日本に猛省を促した話題のベストセラー。
(Amazonの商品説明より)

「清貧の書」林芙美子

清貧の書

三度目の結婚となる加奈代はそれまでいずれも夫のふるう暴力が根本的な原因となり別れている。今度こそと思うがまたもや失敗したような状況に陥る。日に日に乏しくなり、その日の食べるものにも事欠く毎日が続き結婚生活が破綻寸前の中、夫与一は徴兵される。一時お互いが強制的に離れることになり、初心に戻ったかのように見えるが、その先の希望が見えるまでにはなっていない現実を淡々と描く、自伝的要素の強い作品。
(Amazonの商品説明より)

林芙美子といえば、代表作は故・森光子の舞台でも有名な「放浪記」だ。

「たそがれ清兵衛」藤沢周平

たそがれ清兵衛

藤沢周平に泣ける作品は多いが、映画化もされた本作はご存知の方も多いだろう。

紙の本

映画のDVDとBlu-rayはこちら。

たそがれ清兵衛 [Blu-ray]

「良寛 清貧に生きる言葉」向谷匡史

良寛 清貧に生きる言葉

「いい風を期待しなさんな」「欲望にどこで手を打つか、己の心に一線を引いてみる」「この場、この境遇が、いまの私の人生」…。良寛が残した40の名言に、不条理の時代にどう生きるべきかを読み解く。
(Amazonの商品説明より)

「良寛さん」の言葉には、現代にも通じる、学ぶべき事がたくさんありそうだ。

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