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今年の大江健三郎賞受賞作『嵐のピクニック』が、Amazonで絶賛売り切れ中!

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今年の大江健三郎賞は本谷有希子氏が受賞

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芥川賞、直木賞、本屋大賞、山本周五郎賞、三島由紀夫賞に大江健三郎賞。
本に関するもので、賞と名のつくものは意外と多い。

去る2013年4月6日に、第七回大江健三郎賞の受賞作品が決まったというニュースを見た。

大江健三郎は、講談社主催で2007年からはじまった、大江健三郎ただ1人が選出する賞だ。

第七回となった今年の受賞者は本谷有希子氏、受賞作品は「嵐のピクニック」だ。

選評は「群像5月号」に掲載されているそうなので、評価ポイントが気になる方はぜひご覧あれ。(しかし群像の表紙、女性向けファッション誌のようなデザインである。こんな風だったかな…?)

Amazonのページを覗いてみると、なんとAmazonに珍しく(?)売り切れておる。(2013/04/08 20:40現在)
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楽天では「メーカー在庫確認」(2013/04/08 20:40現在)とある。

嵐のピクニック

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直木賞・芥川賞に比べるとそれほど意識していなかったが、大江健三郎賞の受賞作品もこれほど注目され、読まれるということなのか。

ちなみに、去年の受賞作品は綿矢りさの「かわいそうだね?」だった。これは、「ほう、なるほど」と思うだけで終わってしまい、現在も未読だ。(なぜだろう…)

本谷有希子氏はどんな人物か

最近は知らない作家や作品が受賞する事ばかりなので、いったんは「はいはい、なるほど」と受け流すのだが、そのうち「…どんな人で、どんな作品なんだろう」と気になりだす。

そこで今回調べてみたら、なかなか多彩な女性のようだったのでまとめてみた。

まずはwikipedia。

本谷 有希子(もとや ゆきこ、1979年7月14日 – )は、日本の劇作家、演出家、女優、声優、小説家。石川県出身。「劇団、本谷有希子」主宰。

演劇関係の仕事が活発のようだ。冒頭に引用した画像によると、ご本人もなかなか美人である。

作家としてどんな本を読んできたかについては、「作家の読書道」のインタビューが詳しいのでどうぞ。
作家の読書道 第100回:本谷有希子さん – 作家の読書道 *

2011年、「ぬるい毒」では第24回三島由紀夫賞候補、第145回芥川賞候補に挙がり、第33回野間文芸新人賞を受賞したそうだ。


それ以前にも岸田國士戯曲賞を受賞している。こうしてみてみると、着々と経験と実績を積んでこられたようにも見える。今回の大江健三郎賞受賞も当然の結果なのかもしれない。そう思うと、益々「読みたい」リストに入れなくては、という気持ちになるから不思議だ。

ただ、2012年の芥川賞受賞作(円城塔「道化師の蝶」)のように、読んでもさっぱり分からぬ難解な小説もあるかもしれないので、つい身構えてしまう…。

とはいえ、新たな作家を知る事が出来て良かった。今後も注目したい。

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Webと本の人 Webooker (ウェブッカー)
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フリーランス Webデザイナー・グラフィックデザイナー
2009年からIT業界に。
WebデザイナーとしてITベンチャー企業、SaaS企業、Web制作会社に勤務。
2016年11⽉より独⽴し、フリーランスのWebデザイナー、グラフィックデザイナーとして活動
2024年1月から大阪のシステム会社に勤務し、フリーランスとの二足のわらじで現在に⾄る。 2子の親。フルリモートワーク。
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